行政書士試験と実務の違いとは?独立開業前に知るべき勉強と仕事の現実

皆さんご存じの通り行政書士試験合格のための勉強内容と実務は相当違っています。


例えば・・・・業務はこれだけではなく他にも色々ありますがザックリ書くとこんな感じ。

司法試験・・・紛争解決など
司法書士・・・各種登記など
税理士・・・・税務など
弁理士・・・・知財など
社労士・・・・社会保険労務など
土地家屋調査士・・表示の登記に関する調査など
海事代理士・・海関係(船舶系の各種手続き)など

こうやって見ると試験合格=即戦力ではないとは言え彼らの試験内容は業務との関連性はかなり強いと思われます。

行政書士・・・官公署へ提出する書類、権利義務や事実証明に関する書類を作る「書類作成業務」

試験に出てくる行政不服審査法や行政手続法は官公署とやり取りするのに絶対知っていた方が良いし相続系の業務をやるのであれば民法は必須知識なので試験に受かる為だけの勉強よりもしっかりと知識を定着させる勉強をした方が良いと思います。
特定行政書士をやりたい人は特に行政法全般はちゃんとやった方が良いですね。

しかし、、、一言で行政手続きや権利義務や事実関係証明に関する書類と言っても各業界や顧客のニーズによって内容が全く違ってきます。
建築許可申請とドローンの飛行申請では全然違うというのは誰でも分かると思います。
因みに行政書士が関与できる書類は1万種類以上もあると言われています。

どう考えても試験で各業界の手続きをカバーするなんて無理なんですよね。
なので全体の基礎になる手続き関係、不服申し立て関係の法律のみにとどまっていると思われます。

行政書士はどこかに勤務するよりも自分で事務所を開業する人の方が多い感覚。
しかもどこかの事務所で数年修行をしてから開業するよりも実務経験なしで独立する人が多い模様。

そこで他士業よりも実務家育成講座や関連書籍が充実しているのも行政書士。

筆者は中国で会社を立ち上げたりしている経験があるので独立開業がどういうことかというのはそれなりに理解しているつもりではありますが改めて心構えや覚悟を決めておくために以下の書籍を通読してみました。


行政書士を取れば独立できるー!
といったノリで開業して苦戦している人を去年~今年の時点で既に十数件見てしまっています。
筆者は26年下半期~27年初頭に開業をもくろんでいますが前回記事でも書いたように十分に準備をした上で開業をしたいと思っています。

上記開業本は手続きを紹介するものでもなく、薄いノウハウを提供するものでもありません。
特筆すべきは行政書士がどのような理由で懲戒処分を食らっているのか?
と言うのがまとめられている点です。

どんな人が行政書士に仕事を依頼するのか・・・?も想定されて内容が書かれています。
これは筆者の経験とも重なる内容ですが、例えば会社を運営していると各種行政手続きが必要になります。
しかし複雑な内容だったり自社業務に専念したいとなると手続き代行業者にアウトソーシングすることがほとんどでした。
(中国では行政書士と言うのはいないのでコンサル会社に依頼をします)

スピーディに手続きを完了させたいところコンサルの不備のせいで手続きが遅れることもありました。
損害賠償や業者を変えることも過去ありました。
特に中国でビジネスをやっている関係上ビザ手続きは絶対に遅れることができないにも関わらず不備を出した代行業者も過去いました。代行させる以上スピーディに完結させたいというのは日本でも中国でも同じだと思うので自分が代行する側に回る場合は兎に角遅滞させないよう、またクライアントとのコミュニケーションは密にしたいところ。

今回紹介している書籍も同じようなことが書いてあります。
独立開業する上での心構えの大切さを説いている点ではノウハウ本とは違う点で読む価値があると思います。

もうすぐ2025年度行政書士試験の合格発表ですね!筆者は2024年度試験に合格していますが、どうやって合格したのかを紹介していきたいと思います!

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